報道によれば、ロ ン ド ン 発 羽田行き の J A L 4 4 便 に 乗務予定 だった日本航空の 男性副操縦士 (42)が、 酒 酔 い に よ る 乗 務 未 遂 で 逮捕 された。
副操縦士は 10 月 28 日 午後 7 時 ( 現地時間 ) ロ ン ド ン ・ ヒースロー 空港発 の J A L 4 4 便に、機長 2 人と 乗務予定だったが、ターミナル 3 から乗員を 搭乗機 などに 送迎 する クルー ・バス の 中 で 運転手 が 酒 の 臭 いに 気づき、 空港保安担当者 に 連絡 した。
通報を受けた警察官が その場で 呼気検査 を したところ、英国の 運 輸 安 全 に 関 する 法令 が 定 める 基 準 値 の 約 1 0 倍 の 呼気 1 リットル 当 たり 0.9 3 ミ リ グ ラ ム の ア ル コ ー ル が 検出 されたと して、同日夜 に 逮捕 された。
事情聴取 に対 して 乗務 の 2 0 時間前 までに、 約 6 時間 にわた り 宿泊先 の ホテル の バー や 自室 で 、 ワ イ ン 2 本 強 と、ビ ー ル 1.8 リ ッ ト ル 以上 を 一人で飲んだと述べた。この パイロット は アルコール 依存症ではないのか?。
どこの航空会社でも、規定では乗務前 12 時間以内 の 飲酒を 禁 じ、12 時間 以上前 でも 、乗務 に 支障 が 出 る 飲酒 は 禁止 している。
更に 昭和 5 2 年 (1977 年) に 起 きた J A L 酩 酊 機 長 に よ る 墜 落 事 故 を 契 機 に、飛行前 に 呼気 の アルコール 検査 をするようになった。 下記 を読まれた し。
http://good-old-days.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-2eae.html
ロン ドン の警察当局 に 逮捕 された J A L の 副操縦士 は、11月1日に ロン ドンの裁判所に出廷 し、罪状 を 認めた。
参考 までに 英国 では今年 6 月 に 、上 限 の 4 倍 以 上 の アルコール が 検出された 英 国 航 空 ( B A、 ブリティッシュ ・ エアウェイズ ) の パイロット が、 禁 固 8 ヶ 月 の 有 罪 判 決 を 受 け て い る。
J A L の 副操縦士は 社内で 乗務前 に行う 呼気 の アルコール 検査 をごまか して パ ス したが 、今後に 大きな問題を残 した。
ところで、全日空の グループ 会社 の A N A ウイングス に 所属 する ボーイング 7 3 7 型機 の 4 0 代 の 男性機長 が、前日の 飲 酒 の 影 響 で 体 調 不 良 になり、10 月 25 日 に 予定 していた 那覇空港 と 石垣島 や 宮古島 を 結 ぶ 沖縄県内 の 計 5 便 に、乗務できな く なった。
別 の 機長を手配 したため、五 つ の 便 は 1 時間 近 くの 遅れが 出て、約 600 人 に影響 した。会社では 機長 を 規定違反 で 処分 する 方針 とのこと。