入院せずに自己流で
徒然草の一節に 「少しのことにも、先達はあらまほしき ( 有って欲しい ) ものなり 」 とありましたが、糖尿病を持つ友人の先達により医者からは得られない、患者サイドからの情報を仕入れることができて参考になりました。今後の問題は生活習慣病の治療に、一ヶ月程度の教育入院 (?) による治療をするかどうかの選択ですが、現時点で血糖値が高い以外に自覚症状が無く、「 ガン 」 のように手遅れになることもあるまいという希望的観測から、自己流の食事療法と運動により糖尿病治療に挑戦することにしました。もし失敗したらその時のこと、それから入院しても遅くはないと腹をくくりました。
4月26日に糖尿病の宣告を受けてから最初にしたことは、かかりつけの眼科医院に行き眼の網膜の検査をしたことでした。どの程度高血糖の状態が続いていたのか分かりませんが、眼の網膜に糖尿病による病変の有無を検査をしてもらったところ、異常なしでした。
次に自分で血糖値を測定するのに使用する器具を、買い替えることにしました。以前使用していた指先を針で刺して血を出す穿刺具 ( テルモ製の メディセ-フ、写真の下部 )と、出た血液を吸引して血糖値を自動測定する血糖値測定器 ( テルモ製の メディセーフ・ リーダー、写真の上側 ) が、使用しなくなってからかなり年月が経っていたので、新品に買い替えました。測定時に装着する針と測定用 チップも未だ使える有効期限内でしたが、心機一転して治療に当たるために全部捨てて新しく購入し、血糖値測定に万全の用意をしました。備えあれば憂いなし (?)、あとは難関の食事療法と運動です。
友人曰く 「 君は頑固なところがあるから、自己流治療の結果が楽しみだよ 」。( 続く )
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