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2006年7月19日 (水)

デスのお肌

女性のお肌に造詣が深い鶴丸航空の荒俣(あらまた)落太氏によれば、スチュワー「デス」のお肌は職場環境のせいで一般に荒れ易いのだそうです。その理由は機内の空気の乾燥に原因があります。高度一万メートル以上を飛ぶと夏でも外気温がマイナス三十度以下にもなり、冬にシベリア上空を飛ぶとマイナス六十五度以下まで下がりジェット燃料の凍結が心配になります。

客室内部を快適な温度に保つためにはジェットエンジンで空気を断熱圧縮した際に生じる高温の空気を熱源に使用しますが、当然のことながら乾燥しています。それと冷気との混合で室温を摂氏二十度前後に温度調節するために、湿度が低くなります。機内の乾燥空気は「デス」のみずみずしいお肌から水分を奪うので、美容の大敵であるシワができ易くなります。

オゾンの問題もあります。オゾンとは酸素原子が三個結合してできた分子ですが、ジェット機が飛ぶ高空では人体に有害なオゾンが成層圏中には多く存在するので、それを呼吸したり地上よりも強い紫外線を浴びることは、健康や美容に影響があるだけではなく、皮膚ガンなどの危険も増加します。

睡眠不足もお肌の大敵だそうで、ニューヨークの J.F. ケネディー空港発成田行きや、ワシントン D. C. のダレス空港発成田行きともなると、冬場はジェット気流の強い向かい風を受けて飛ぶために 、14時間以上も掛かります。飛行中の「デス」は三交代で 3時間~4時間 の休養をとりますが、彼女達が機内のどこで寝るのかご存じですか?。機種により異なりますが、客室の最後部には クルー用の寝室があり、そこには二段ベッドが4組程度あります。別の機種では二階席の最後部の屋根裏部屋に同様なベッドが用意してあります。ちなみにパイロットの寝室は、操縦室の直ぐ後方の区画にあります。

男性客室乗務員がいる場合、彼らは女性と同じ花園(寝室)で寝るのかどうか聞き漏らしました。

Ohada 疲れていても慣れない環境ではなかなか寝付けないものですが、いずれにしても彼女達が化粧をしたまま寝るのか、あるいは化粧を落としてから寝るのかの判断が分かれるところです。

二十五才のお肌の曲がり角を迎えた「デス」、あるいは何度も迎えた子持ち孫持ち(?)の「デス」は、お肌を休ませる為に念入りに化粧を落としてから眠り、ピチピチお肌の新人「デス」はそのまま眠るといわれていますが、詳しいことは個人情報で秘密だそうです。写真はクリックで拡大。

お肌の大敵の睡眠不足には時差の問題もあります。成田を午前11時に出発し、12時間15分飛んでロンドンのヒースロー空港に現地時間(夏時間)で15時15分に到着したとします。「デス」の体内時計(日本時間)では夜の23時15分のため当然眠くなりますが、ここでぐっすり眠ると後でひどいことになるので、少しだけ寝るかまたは現地の時間に体内時計を無理に合わせるなど、時差の適応方法は人によってさまざまです。

初めてロンドンに来た人は観光で時間を潰し、二回目はショッピング、三回目以降はゴルフや水泳、散歩などの運動で時差を慣らします。しかしはっきり言えることは、日本に向けて出発する三日目の晩までに現地時間に体を慣らし、休養を十分に取っておく必要があります。なぜなら帰りは追い風で11時間と飛行時間は短くなるものの、徹夜のフライトになるのでお肌に良くないからです。 お肌こそ「デス」の命であり、「荒れたお肌」は美容の大敵ですが、旅先での便秘 についても忘れずにね!。

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コメント

こんにちは、失礼します
もと同乗されたデスさま達の感想が聞きたいデスね(笑)
★今日の読売経済欄
・鶴丸航空迷走=公募増資=株価低落 調達額も減少=新経営陣正念場「株主軽視」批判も・・・・・・なにをやってもうまくいきませんねー。
同紙の連載「ロッキード事件-30年-」(上)(中)(下)=今日まで=も興味深く読みました。
確かあの頃、弟は調達でしたので、金野氏の大好きな?W社長の鞄持ちでL社を訪れたはずですよ。

今晩は、金野です。
「デス」については酒でも飲みながらの話では、おもしろいのがあるのですが。

ところである時、縄文航空の新任取締役の名簿を見ながら W 氏が、「な-んだ、大學出は一人もいないのか?」と言ったそうです。強烈なエリート意識を持つ W 氏によれは、東の大學以外は大學出と認識しなかったのだそうです。その後縄文では、もっぱら K 大派閥がときめいていたとか聞きましたが---。

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