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2007年4月14日 (土)

笑顔も訓練の成果

Desu2 改革開放以前の中国では笑顔が全く無かった話をしましたが、今度は日本の話です。
どこの航空会社でも スチュワー「デス」 の訓練生達が、笑顔の訓練を受けることを皆さんはご存じですか?。新人 「デス」 はお客に対して、笑顔で接することがなかなかできないからです。写真はクリックで拡大。

百 パーセント初対面のお客様である ビジネスマン、ビジネスウーマン、気難しそうなお爺ちゃん、お婆ちゃん、若いお客様に対して、どうしても笑顔ではなく、「堅い笑い顔」になってしまうのだそうです。記念写真や見合い写真(死語かな?)などを撮る際に、自然な笑顔ができずに写真写りが悪くなる人はいませんか?。昔は集団写真の際にチーズを発音するように言われたものですが。

今では スチュワーデスの採用試験に備えて美容整形をしたり、受験票に貼る写真にさえ、五~十万円も カネ を掛けて美人に修正した写真を提出する受験生が多いそうです。金野氏によれば会社側もその辺は十分承知しているようで、写真による選考はしなくなったそうです。

Desu1 「男は度胸、女は愛嬌」という言葉がありますが、愛嬌とは表情や言動が愛らしく、人好きのすることです。最近では スチュワーデスに限らず男性も女性も、ビジネス・パートナーに好印象を与える為に、日頃から積極的に笑顔の訓練をする時代なのだそうです。

金野氏は笑顔の講習を受けたことが無いので、詳しいことは分かりませんが、笑顔の コツとは

[その一]
緊張せずに人に接することだそうです。初対面の人に接する場合には、とかく緊張し勝ちですが、緊張がもたらすものは必然的に顔の筋肉の硬直であり、その結果は堅い表情になり、お世辞にも愛嬌がある人とはいわれなくなります。緊張は笑顔の大敵となると、これは精神科医の守備範囲になりそうです。

[その二]、
専門家によれば顔には表情を作りだすのに必要な筋肉は三十種類以上もあり、複雑に関連し合っていますが、それを総称して表情筋と呼ぶのだそうです。その筋肉を意識して鍛えることにより、すてきな笑顔を作れるのだそうです。笑顔の訓練とは鏡を見ながら顔の表情筋を動かして訓練し、顔の筋肉を鍛えることでより良い笑顔をしかも自然に作ることができるといわれています。

[顔が疲れる]
Desu3 ある時金野氏は乗客の降機終了後の機内で、チーフパーサーの姿美子(すがたよしこ)デスが顔の筋肉を揉みほぐしているのを目にしました。彼女曰く「顔が疲れました」
考えて見て下さい機内の二箇所の ドアーから仮に三百人の乗客が乗り降りする度に、営業用の笑顔をしながら「いらっしゃいませ」、「ありがとうございました」を一日四便繰り返すとしたら、 三百人÷2箇所×2回(往復)×4便=千二百回

つまり チーフパーサーの姿美子 デスは、千二百回も顔の表情筋を意識的に動かしたので、顔が疲れたのも無理からぬことでした。

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コメント

日の丸航空(鶴丸、縄文)の日本人デスは、常に笑顔だが、外国人(特にアジア人)デスの場合、飯を配るときには笑顔でサービスするが、予想外のことになると、笑顔が消え仏頂面になる。
教育されていない場合は、本性がでる(別に悪いとは思わないが)。
日本人は教育されていないときでも笑顔でいられるのは米化されたのかもしれない。

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