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2010年4月 8日 (木)

票を カネ ( 税金 ) で買う民主党

以前読んだ本に States man ( 政治家 )と Politician ( 政治屋 )の違いがあったのを思い出しましたが、 States man とは国の将来のことを考える人のことであり、 Politician ( 政治屋 ) とは次の選挙のことを考える人のことでした。

となると民主党の小沢幹事長などは カネ と次の選挙のことしか考えないので、軽蔑の意味を込めた 根っからの 政治屋 ということになります。

昔から田中角栄、金丸信という金権腐敗、汚職の悪臭を身につけた連中の弟子や秘蔵っ子だった小沢幹事長が、金銭面での清潔さとは無縁なことは、秘書が 3 人も逮捕される前から分かり切ったことでした。

そんな男を幹事長に選んだ鳩山首相も人を見る目が無いというべきですが、首相就任以来 普天間基地の移転問題など重要な問題について彼の発言が コロコロ 変わり、政治の最高責任者である首相の発言が 「 信用できない 」 のは、国民にとってこの上もない不幸というべきです。

赤字国債を過去最大の 44 兆円も発行 しなければならない財政状態にもかかわらず、高校無償化は 4 月から、子供手当は 6 月から半額の毎月 13、000 円支給し、来年からは 26、000 円にするそうですが、誰が見ても 「 財源なければ政策無し 」  の原則に反する 7 月の選挙目当ての ばらまきであり

換言すれば、民主党に対する 票を 「税金で買う 」小沢流の選挙戦術以外の何物でもありません。

ムダを省けば財源は必ずあるといって 「 仕分け劇場 」  を公演してみたものの、筋書きは全て財務省の書いた シナリオに従って 「 踊りを おどった 」 だけのことでした。

その成果については、 目標の 3 兆円を達成できるどころか、結局浮いたのは 1 兆 7,000億円でしたが、このうち 1 兆円は、基金や特別会計などの 「 埋蔵金 」 を返納させた 1 回限りのものでした。

となると仕分けで正味浮いたのは僅か 23 パーセントの 7,000億円であり、子供手当の 2 兆 2、000 億円の 「 ばらまき 」 に当てるどころか、必要とする額の 三分の 一にしか過ぎません。

仕分けとは 「 蓮舫 」 議員の はしゃぎ振りと、「 枝野 」 議員の傲慢さが目立った だけでした。

近いうちに第 2 幕を上演するそうですが、アホ らしくて見る気もしません。

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