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2010年6月16日 (水)

賭博は野球だけなのか?

ここ数日間 マスコミ報道では学生相撲出身の琴光喜を初めとする力士 ・ 親方 ・ 床山など 29 名が野球賭博に関与し、その他マージャン賭博などを含めると 65 人が賭博にかかわっていたと報道されている。

琴光喜は元力士の暴力団員にすでに 300 万円を脅し取られ、さらに 1 億円を要求されているそうである。

問題は 「 野球の勝敗 」 だけが賭博の対象になり、以前から疑惑を持たれていた相撲界における仲間同士の星の 「 貸し借り 」 や、「 売買 」 などの八百長相撲や、 「 相撲の勝敗 」 自体が賭博の対象 にならなかったのか?、ということである。

自浄能力が欠落した相撲界に代わり、警察が徹底的に 「 悪しき伝統 」 である カネ がからんだ 「 無気力相撲 」 にも、捜査の手を入れることを期待する。

琴光喜は来場所の自主的休場だけではなく、軽くても前頭への3段階 降格、重ければ解雇処分にすべきである。

2010年6月 2日 (水)

柳の下に 、「 どじょう 」 が二匹

1 日に 「 口舌の徒 」  の ブログを書いたら、翌日に鳩山首相が辞職するとは驚きましたが、 これであの チャラチャラした みゆき夫人の姿を テレビで見る機会がなくなり、ホットしました。

去年の出来事を思い出してください。準大手 ゼネコンの西松建設疑惑関連で公設秘書が逮捕された件で、小沢一郎は 5 月 11 日に民主党代表を辞任しましたが、4 ヶ月後の 9 月におこなわれた衆院選挙で民主党が大勝し、念願の民主党政権を樹立しました。

今回 鳩山、小沢の二人が同時に辞任したのは、7 月の参院選挙を控えて柳の下の 二匹目の 「 どじょう 」 を狙ったものと受け止められていますが、果たしてうまくいくかどうか見ものです。

ところで 4 日に両院議員総会による投票で民主党の新しい代表を決めるようですが、次は自分の番だと前から予想し、小沢一郎に接近していた菅 副総理が代表になるのがほぼ決まりです。

しかし普天間の移設問題では首相を支える立場にありながら、 「 君子危うきに近寄らず 」、 「 沈黙は金 」 を決め込んでいた カシコイ 菅 副総理に、解決の方策が見いだせるのかどうか、非常に疑問です

あとは党の幹事長の ポストに誰を据えるかですが、小沢 前幹事長の腹心である 細野 副幹事長に決めたいところですが、大臣未経験者であり露骨な小沢派閥人事と言われそうです。

これを避けるため、ご褒美に総務大臣の ポストをもらった原口 総務相あたりが、小沢にとって今後も 「 院政の リモコン 」 が良く利くので、新しい幹事長に適任かも。

2010年6月 1日 (火)

口舌の徒 ( くぜつのと )

古い表現ですが、 口先だけ達者で実行力を伴わない者のことをこう言います。戦後多数の首相がその座に就きましたが、鳩山首相ほど自分の言葉に責任を持たない首相を私は知りません。

政党が政権を取る以前に言ったことと、実際に政権をとった後に言うことが異なることは外国でもよくあることですが、彼の場合は違います。

政権政党の党首になり、総理大臣になってからの発言が コロコロ変わり、しかもそれに対して 「 恥 」 を感じたり、責任を取る態度 が全く見られないことです。

「 武士に 二言 ( にごん ) はない 」  という言葉がありましたが、かつて士農工商の最上位に属した武士には 高い倫理性 が求められ、一度口に出したこと、約束したことは必ず守らなければならないとするものでした。

普天間の基地移設問題について鳩山首相は就任以来 国民、沖縄県民に何度も口先だけの約束をし、それを踏みにじってきました。 5 月までに解決しなければ 職を賭(と)す とまで国会で述べながら、6 月になっても平然と首相の座に留まり責任を取る気配もありません。

こんな恥知らずの男首相としての  「 資質に欠ける 」 男虚言癖のある男 を首相に選んだ民主党員やその支持者、前回の衆院選挙で、子供に 「 借金を背負わせる子供手当 」 欲しさから民主党に投票した者は、みずからの不明を恥じるべきです。

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