1987 年に大韓航空の ボーイング 707 型機に爆弾を仕掛け、墜落させ 115 人を死亡させた金賢姫 ( キム ・ ヒョンヒ ) 元死刑囚を、政府が 1 往復につき 相場では 400 万円、 2 往復だから 800 万円の大金を出して チャーターした小型 ジェット機で日本に招待しました。
さらに警備の警官の他に男性の S P 7 名、女性の S P 2 名が警護する中、防弾 ガラス装備の ベンツに乗せ、鳩山元首相が軽井沢に所有する 7,000 平米の敷地にある別荘を宿舎に提供するなど、テロリストに対する入国 ビザ発給を含めて、処遇としては異例中の異例でした。このような税金の使用方法に、おかしいと思いませんか?。
軽井沢の別荘に行ったのは 「 手料理を食べさせたい、食べたいから 」 だそうですが、だったら田園調布にある鳩山氏の豪邸でも手料理は味わえたはずで、言い訳の ウソが見え見えでした。
中井国家公安委員長は否定していますが、韓国人の夫が事業に失敗し経済的に苦しい金賢姫に、かなりの報酬 ( 3,000 万円 ) が支払われたとするもっぱらの ウワサです。
23 年も昔の話から今回価値のある情報など最初から出るはずがなく、中井国家公安委員長が得意そうに語った 「 田口八重子さんが 6 ・ 7 年前まで生存していた 」 という新情報は金賢姫からではなく、韓国に住む脱北者からもたらされたものでした。
今回の金賢姫招待の仕掛人は、鳩山前首相と中井拉致担当大臣兼 ・ 国家公安委員長 といわれていますが、理由は来るべき衆院選までの間に党内における存在感を維持すると共に、 鳩山の名前を国民から忘却されないためであり、民主党の支持率回復が目的でした。
それに 金賢姫を貸し出した 韓国にすれば、外国人地方参政権付与の問題で民主党政権に貸しを作ったことになります。
[ 武士に、二言はない (?) ]
口の軽さというよりも、先天性 「 虚言癖 」 ともいうべき、政治家として最も不適な性格を持つ鳩山前首相が、6 月 2 日におこなった総理辞任表明の記者会見の際に述べた言葉 、 「 次の衆院選には出馬しない 」 を記憶されている人も多いと思います。
ところが 7 月 17 日に、北海道苫小牧市で開いた自らの後援会の会合で、この発言を簡単に撤回し ( 読売新聞/朝日新聞 7 月 17/18 日記事 )、によれば、2011 年春の統一地方選の頃まで、政界引退の 「 結論を見い出したい 」 そうですが、政治家に限らず 「 出処進退 」 についての公言は、自分自身の結論が出てからするものです。
つまり彼の本音は引退の前言を ひるがえして、政治家として今後も活躍し続けたいということです。
私は 77 才を過ぎましたが、記憶する限りこれほど何度も自分の発言を簡単にひるがえした政治家の存在を知りませんが、言葉に何の責任を持たず 羞恥心が欠落した人間としか、言いようがありません。
こんな男が以前に総理大臣を務め、今も政治家であることについて極度に不快感を感じていますが、皆さんはどのように思われますか?。
http://blog.goo.ne.jp/ainunews/e/5f7fbf4461b24c9308de1fcb5cc07aa5?fm=rss
金賢姫をわざわ軽井沢の鳩山氏の別荘に宿泊させなくても、都内にある ホテルに宿泊させれば済むことであり、現に軽井沢からの帰途には調布飛行場まで車列を組んで移動し、そこから ヘリコプターで都内 ・ 湘南地域の遊覧飛行をして 江東 ヘリポートに降り、帝国 ホテルに 1 泊しています。何のために軽井沢に行ったのでしょうか?。
日本のことわざに 「 武士に、 二言はない 」 というのがありますが、武士たるものは、一度言ったことは必ず守るという意味です。
しかし仕立屋から足袋 ( タビ ) 屋、次には地下足袋 製造業、そして ブリジストンタイヤ(株) へと事業を変え、一代で巨万の財産を築き上げた母方の祖父 石橋正二郎から彼が受け継いだ 資質 とは、商人 として必要な、その場限りの リップ ・ サービス ( 口先だけの約束 ) の 得意技でした。
なお毎月 1,500 万円の子供手当を、発覚するまで 5 年以上彼に支給していたのは、正二郎の長女で 50 億円以上の資産を持つ といわれる母親です。
9 月におこなわれる民主党代表選挙で、小沢 対 菅の戦いに彼がどちらの側につくのか興味があります。