二度目の糖尿病宣告
私が住む K 市では 75 才以上の後期高齢者になると、個人宛の市民検診の通知が来なくなりますが、医療費を少しでも節約するために、老い先短い末期高齢者 (?) に健康診断など不要と考えたからでしょう。
なるべく亭主を長生きさせ、遺族年金よりも額が多い厚生年金 ・ 個人年金 ・ 企業年金などを、末長く (?) 受け取ろうとする 女房の希望 ( 欲望というべきか ? ) を叶えさせるために、毎年市民検診を受けていますが、いつものように 3 割負担の胃 カメラ代 ( 4,580 円 ) と、前立腺 ガンの腫瘍 マーカーである PSA の検査代 ( 1,000 円 ) を今回も支払いました。
検査終了後に胃 カメラで撮った写真を示しながら、胃壁がかなり荒れていますねというので、ピロリ菌の検査をして、いれば菌の駆除はどうでしょうか ? と尋ねたところ、50~60 代ならともかく、78 才にもなって仮に ピロリ菌を駆除したとしても、寿命は少しも変わりませんよ、という医師の返事でした。
9 年前に前立腺を患った際に、70 才以上の人は前立腺 ガンを手術をしても、しなくても寿命は変わらないという話を聞きましたが、同じ統計上の理由からでした。
後日 血液検査の結果を聞きに行くと、ヘモグロビン HbA1c の値が 6.8 なので立派な糖尿病だ といわれましたが、2006 年に次いで 2 度目の糖尿病宣告でした。さらに今度は生まれて初めて、糖尿病の治療薬を飲むことになりました。
武田製薬が去年開発したばかりの インクレチン関連 ( 血糖値が高い場合には インスリンの分泌を増強し、血糖値が正常あるいは低い場合には インスリンを増強しない ) という効能がある ネシーナ 25 mgですが、10 月 5 日から服用を開始し 1 日 1 回 1 錠でした。
ところが薬の副作用のせいで頭が フラフラしたり、血糖値の方は朝食後 2 時間値が 85 に下がり、やや低血糖気味になりました。そこで翌日からは錠剤を半分に割り、朝食後に半分を、夕食後に残りの半分を飲みました。
すると頭の フラフラも少なくなり、しかも食後 2 時間の値も朝 ・ 夕共に 147 前後でやや高いものの、糖尿病の境界型の値なので、このまま血糖の コントロールが続けられるかどうか、試行錯誤しています。
父親も兄も糖尿病が原因で死亡したので、次は とうとう 私が脳梗塞 ・ 心筋梗塞であの世へ行く番かな (?) と思っています、 ハイ 。
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コメント
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糖尿病に、立派もへったくれもありません。
血糖コントロールができれば、二次的な被害が少なくて済むわけです。低血糖になると倒れますので、氷砂糖は必需品です。
年齢は違いますが、わたしも境界ぎりぎりです。5.5の110あたりをさまよっています。
ピロリは胃潰瘍さえなければ、保険で除菌もしてもらえないと思います。実害なければ共存しましょう。(私は、除菌済み)
投稿: あすか | 2011年10月 7日 (金) 21時28分
アドバイスをありがとうございます。
食事療法 + 運動 ( 1 時間の歩き ) + 薬の使用により、80 才まであと 2 年頑張ろうと思いますが、果たしてどうなることやら。
投稿: 管理人 | 2011年10月 8日 (土) 15時09分