防衛大臣の弔問はいかがなものか ?
報道によれば海自の輸送艦 「 おおすみ 」 と遊漁船 「とびうお」 との衝突事故により、死亡した船長の通夜に防衛大臣が出席し喪主の女性に声を掛けたが、うつむいたままだったとのことであった。
一方事故で死亡した大竹さん( 66 歳 )、救助された伏田さん( 67 歳 ) の自宅を防衛副大臣が訪ねたが、 家族や本人が面会を拒否した。
自衛艦に関する事故では、2008 年 2 月に房総半島沖で イージス艦 「 あたご 」 と漁船「 清徳丸 」 が衝突し、乗っていた父子が死亡した事故が起きたが、例によって朝日を初めとする左翼 マスコミ が 反自衛隊感情を煽 ( あお ) るために 、自衛隊側に責任があるとしてさんざん非難する記事を書いた。
ところが業務上過失致死傷罪に問われた同艦の元 当直士官と、当直明けの士官 二人に対する裁判では、1 審 ( 横浜地裁 ) ・ 2 審 ( 東京高裁 ) とも無罪判決が出て 2013 年 6 月 11 日に 無罪判決が確定した 。
事故直後に当時の防衛大臣は責任を取って (?) 辞任し、自衛隊関係者も懲戒処分を受けたが、左翼系 マスコミに誘導さ れ造成された世論に 「 おもねた 」 結果であった。
結果的に無罪となった事件について、責任を取らされたことになったが、 おかしいと思うのは私だけであろうか?。
今回の輸送艦 「 おおすみ 」 と 「はやぶさ 」 の件に関しても、 「 はやぶさ 」 乗船者の発言を基にした説明や コメントが多すぎるが 、双方の船の G P S ・ レーダー画像の解析により、船体に残った 「 カスリ傷 」 程度の接触事故で、なぜ漁船が転覆したのかを含めて、事故原因の解明が待たれる。
今回の件を含めて、防衛大臣や副大臣などの高位高官が弔問や見舞いに行く必要など全くなく、
いずれの側に事故責任があるにせよ、亡くなられた方に哀悼の意を捧げるという趣旨の談話の発表だけでよい。
かつて 1986 年に 宮沢総理 が訪韓した際に ペコペコ頭を下げ、卑屈な態度で 七 回も謝罪し ( 韓国大統領府の談話 ) 、相手を 「 付け上がらせた 」 失敗は、従軍慰安婦問題で十分学んだはずだ と思っていたが- - - - 。
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コメント
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キャプテンお久しぶりですお元気そうで何よりです!今年もブログ楽しみにしております!私見ですが、夜の海原で象と蟻位違う者同士、蟻が象に気付かないはずがないと思います。何故にそんな近くに接近するのでしょうか…興味本位で近づいて行ったのか?空の世界でも同じで747がF-16の様に機敏に旋回、上昇出来るはずもなく、機敏に動ける方が回避行動を取れば事故は防止出来ると考えます。日本の旧い交通道徳では当事者の内必ず大きい方が加害者になる!未だ原因もハッキリしない内に政府高官が弔問、艦艇が悪いと自ら認めているのか!こんな弱腰だから近隣国にもナメられる!いつの時代からこんな情けない国になったのやら…今年48才の若造?のボヤきでした。キャプテン失礼しました!!
投稿: 橋本 | 2014年1月19日 (日) 00時48分