聴覚検査より ウソ発見器を
被爆二世で 全聾の作曲家 というふれ込みで マスコミに取り上げられ、聴覚障害2 級 ( 聴覚の完全喪失 ) を持ちながら 「 交響曲第 1 番、HIROSHIMA 」 などを作曲したとして脚光を浴び、「 全聾の ベートーベン 」と もてはやされ、NHK スペシャルの番組にも取り上げられた ペテン師 の佐村河内 守 ( さむらごうち まもる ) という 50 歳の男が話題になった。
聴覚を失った闇の中で音を紡ぐ、現代の ベートヴェン という 上の写真の キャプションを、とくと御覧あれ!。
ところが彼は桐朋学園大学の非常勤講師 新垣氏に作曲を依頼し、18 年間に 20 曲を作成させて 700 万円を支払ったそうだが、本人はその 10 倍以上の収入を得ていたとされる。
佐村河内 ( 24 歳当時 ) を発掘した プロデューサーの大倉百人氏によれば、 彼は昔から嘘つきだったと述べた 2014.2.11 10:02 (2/2 ページ) [ 芸能人の不祥事 ]。 嘘を繰り返す佐村河内を信頼できず、同夏に 「大倉氏の方から縁を切った 」 と語った。
それだけではなく、佐村河内 守の妻 「香、かおり 」 の母、田鶴子の証言によれば、 彼の耳が聞こえないというのは ウソ であり、健常者であると述べた。
上の写真は作曲どころか楽譜の読み書きもできないくせに、現代の ベートーヴェン 気取りの パーフォーマンスを得意とする 、ペテン師 佐村河内 ( さむらごうち )。
ゴースト ・ ライターの新垣隆氏の話によれば 佐村河内は ピアノ は初歩程度しか弾けず、楽譜も書けなかったという。さらに彼との会話において 耳が聞こえないと感じたことは一度も無かったと語った。
下記の動画は、聞こえる決定的瞬間である。
http://www.youtube.com/watch?v=Pkh7PvkdZSo
ここで思い出すのは 2007 年から 2008 年にかけて北海道で起きた佐村河内と同じ聴覚障害 2 級 ( 聴覚を完全に喪失した状態 )の 障害者手帳の大量不正発給事件であった。
北海道滝川市で、生活保護費の不正受給 ( 滝川市生活保護費不正受給事件 )が発覚したが、旧産炭地域や札幌市の住民を中心に、社会保険労務士らが聴覚に関する障害者手帳の申請を仲介し報酬を得ていたことが発覚した。
仲介を受けた聴覚障害者の多くが健常者で、普通の日常生活を送っていることも明らかになった。
障害者手帳発給の根拠となる医師の診断は、全て札幌駅前に医院を構える一医師が行っており、健常者でも簡単な診察だけで佐村河内と同じ聴覚障害 2 級 ( 聴覚を完全に喪失した状態 ) の判定が下された。
このことから、 障害者年金欲しさから 障害者手帳の申請が クチコミであっという間に広がり、 700 名を超える規模 へと拡大したという。
しかし 2007 年 12 月に事件が報道されると処罰されるのを恐れて、市町村の窓口には今まで身体障害者手帳の交付を受けていた相談者が殺到した。
「 健康食品を摂取したところ 聴覚が改善した 」 などと、通常では考えられない理由などにより、2008 年 5 月 1 日までに 591 名が障害者手帳の自主返納を行った 。
佐村河内の場合も聴覚障害 2 級の障害者手帳を交付した横浜市では、聴覚の再検査をする予定とのことであるが、一旦完全に失われた聴覚 が、会話可能になるまで回復した例など 、これまでどこにも無いそうである。
聴力検査の際には、犯罪捜査に使用する ウソ発見器 を頭や胸 ・ 手のひらに装着し検査をすれば、脳波 ・ 心電図の波形 ・ 発汗状態などから、佐村河内が 長年 聾者であったが 3 年前から聞こえるようになった とする ウソ の上塗り も必ず バレル に違いない。
新垣講師の記者会見の 動画
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