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2014年11月 9日 (日)

納得が得られない話

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韓国の仁川で9月~10月に行われた第 17 回 アジア大会の水泳会場で、9 月 25 日に韓国 メディアの カメラを盗んだとして、日本選手団に所属する水泳の冨田尚弥選手( 25 ) が韓国警察の事情聴取の際に、監視 カメラの ビデオ映像を見せられ、自らの盗みの犯行を認め、被害者とも示談が成立したため、略式起訴され罰金 10 万円相当を支払った。

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日本選手団は冨田選手を選手団から追放すると共に、日本水泳連盟は冨田選手に対し2016  年  3 月 31 日までの選手登録停止処分をおこなっい、彼が所属していた スポーツ関連企業からは契約を解除された。

その事件から 1 ヶ月以上過ぎた 11 月  6 日に冨田選手は弁護士を伴い名古屋市内で記者会見を開き、仁川 アジア大会の会場で韓国人記者のカメラを盗んだ容疑を全面否定した。

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カメラは アジア系の男が自分の腕をつかみ自分のかばんに入れたものであり、自分は盗んではいないし、犯行時間帯には アリバイがあると主張した。

「 自分が盗んでもいないのに、なぜ盗みを認めたのか ?」  という記者からの質問に対して、冨田選手の答は、「 僕が罪を認めれば軽い罪で済み、事が大きくなることはないだろうと韓国警察に言われたから 」 と説明した。

盗みの疑いをかけられた大卒の男が、皆と 一緒に日本に帰国したいから 「 やむなく盗みを認めた 」 などという説明は、誰も納得できるものではない。

この点について、日本オリンピック委員会 ( JOC ) の平真 事務局長によれば、「 監視カメラの映像を見た職員から、冨田選手が カメラを カバンに入れている姿を確認したと報告を受けている 」 と述べ、事情聴取には JOC 職員と、日本語に堪能な通訳が付き添っていたとしている。

韓国検察から判決の写しが送付されるので、七日以内に再審請求をするらしいが、カメラから レンズを外し、カメラ 本体だけを持ち去ったとする犯行現場の監視 カメラの ビデオ映像が決め手になるであろう。

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