浅間山の小規模噴火
長野と群馬の県境にある浅間山で、6 月16 日 午前、およそ 4 キロ離れた場所で微量の降灰が確認され、気象庁は山頂火口でごく小規模な噴火が発生したもようだと発表した。
気象庁は引き続き噴火警戒レベル 2 の火口周辺警報を発表して、火口からおおむね 2 キロの範囲では、噴火に伴う大きな噴石に警戒するよう呼びかけている。
上の写真は昭和 48 年 ( 1973 年 ) 2 月 の噴火の様子。
浅間山は標高 2,568 メートルの活火山で、周辺には軽井沢などの観光地が点在していて、平成 16 年 9 月に発生した噴火では、関東や東北の広い範囲に火山灰が降ったほか、6 年前の平成 21 年 2 月から 3 月にかけても小規模な噴火が起きた。
浅間山の噴火といえば 232 年前の 天明 3 年 ( 1783 年 ) に起きた大噴火が有名だが、 浅間山の南側を通る中山道の宿場のうちで、山に最も近い 軽井沢では前日 ( 7 月 7日 ) の大爆発で灰や軽石が、4 ~ 5 尺 ( 1.2 m ~ 1.5 m )も積もり、道路と飲料用の水路が完全に埋まったといわれている。
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