父の日の プレゼント
今日は 6 月の第 3 日曜日、 つまり父の日である。 その起源を調べると 1909 年に アメリカ ・ ワシントン州 スポケーン に住む ソノラ ・ スマート ・ ドッド ( Sonora Smart Dodd、1882~1978 年 ) が、男手 一つで自分を育ててくれた父を讃えて、教会の牧師にお願いして父の誕生月である 6 月に礼拝をしてもらったことがきっかけと言われている。
彼女が幼い頃に南北戦争が勃発し 父 ウィリアム ( 1842~1919 年 ) は召集され、彼女を含 む子供五 人 ( 男の子 4 人、女 1 人 ) は母親が育てることになったが、母親の エレン ( 1851~1898 年 ) は ウィリアムの復員後 六番目の男児を出産した際に亡くなった。
当時 ソノラ は 16 歳であったが以来彼女は父親を助けながら五人の弟たちの世話をしたが、父も子供達が皆 成人した後、1919 年に亡くなった。
当時は すでに母の日が始まっていたため、彼女は父の日もあるべきだと考え、 「 母の日のように父に感謝する日を 」 定めて欲しいと牧師協会へ嘆願して始まった。
最初の 「 父の日 」 の祝典は、 1910 年 6 月 19 日に ワシントン州の スポケーンで行われた。
母の日も 父の日も、教会で スタートしたこともあって、実は キリスト教に関連がある。
母の日には カーネーションが シンボルだが、父の日には バラの花が シンボルである。もともと、カーネーションも バラ の花も、教会での式典で 「胸につける」 ものだった。
しかし日本には 「 胸に花をつける習慣 」 や 「 男性に花を贈る習慣 」 が無かったために、母の日には カーネーションを贈る習慣となり、父の日には 「 バラの花の代わりに 」 他の品を贈るようになった。
我が家には今日、「私の 名前入りの ビール 」 が娘から届いた。
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コメント
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「父の日」バラがシンボルだった。初めて知った。
投稿: | 2015年6月21日 (日) 22時18分
キャプテンお久しぶりです。なかなか粋なプレゼントでどうやってオーダーしたのでしょう??記憶に残る最高の一杯かと!私はと言えば父は健在ですが、父の日の認識全く…キャプテンのブログ拝見してあっと!遅いですよね〜明日晩飯でも誘ってみます。
投稿: 橋本 | 2015年6月24日 (水) 21時52分
こんにちは
インターネットで 「父の日・名前入り ビール」 を検索すれば多数出てきます。私の所には ビールの他に、生まれた日の読売新聞の コピーと プラスティック板の拡大鏡が付いて送られてきました。
投稿: 管理人 | 2015年6月25日 (木) 08時19分
遅ればせながらスポケーンの名を聞いて懐かしく、娘が始めて訪れた外国です。
MFWIキャンパスリポート
http://youtu.be/Vg_IZ6Ohguk
投稿: 坂田保孝 | 2015年10月 7日 (水) 03時36分