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2016年7月30日 (土)

救急車の初乗り

私は数日前から体の調子が悪 く38度台の熱が続 いていたので、かかりつけ医( 内科 ) の診察を受けたところ、膀胱炎の疑いがあるというので、抗生物質の点滴を受けた。

男性の膀胱炎とは珍しい病名だが、八十三 歳の私には女性と接したことなど 20 年近くなく、腎臓には以前から結石があったものの、石の 一部が腎臓から細い尿管へ激痛を伴って移動  し、膀胱に落ちた感覚もな く、発病の原因は不明であった。

Boukou

ところが 7 月 20 日の明け方に 39 度 5 分の高熱に襲われために、生まれて初めて救急車を呼ぶ事態 となった。家の前に来た救急車に 2 名の隊員に抱えられて乗り込み ストレッチャー ( Stretcher、担架 ベッド ) に寝かされたが、それから患者である私の容態の確認や受け入れ先の調整などで、10 分程度待たされた。

Ambulance

車が走り出すとその乗り心地の悪さに驚 いたが、 あたかも トラック の荷台に乗せられているようで地面からの震動が体にもろに感  じられた。車内には各種の医療器具があり、患者の心電図・血圧などの情報を得られるようになって いた。

Naibu

市内にある病院の救急外来に搬送されたが、直ちに入院することとなった。そこでは胸部の X 線撮影を初め、下腹部の C T スキャン ・ 血液検査 ・ 検尿の結果から膀胱炎の他に熱中症の痕跡があるといわれた。

家では昼夜冷房を入れた室内にずっと寝て いたのに、熱中症とは合点が行かない話ではあった。ところで病状が好転 し院内を散歩できるようになると、ここでは他に行き場所がなく 家族の見舞 いも来ない 認知症の老人 (  多くは女性 ) たちが入院  している姿を見 た。

人生の終末期 について考えさせられたが、これが今回私にとって 5 日間の入院生活で得た収穫であった。下図は 「 お しめ 」 を交換 してもらって いる、認知症の入院患者。

Oshimekoukan

 

 

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