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2017年2月23日 (木)

雪と氷の恐ろしさ

1、雪と氷の恐ろしさ

今から 3 5 年前 に乗員乗客 79 人の内 74 人と、地上で事故に巻き込まれた 4 人の計 78 人が死亡 し、客室乗務員 1 人と乗客 4 人が救助された エア ・ フロリダ 航空 9 0 便 の 事 故 を御存  じ か?。

時間の無い方は、動 画 の 6 分 頃から 御 覧 を。

https://www.youtube.com/watch?v=_-Kk9eBEd1g

私の ブ ロ グ

http://good-old-days.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_a797.html

P1070292

今年の北海道は しばしば 大雪 に見舞 われたが、新千歳空港で 2 月 2 1 日午後、 日航 5 9 6 便  ボ ー  イ ン グ 7 3 7 型機 が吹雪のために離陸できずに天候回復を待っていたが、翼や機体に積もった 雪 の 除 雪 や 防 氷 液 を 再 度 撒 布 の 必 要 が 生 じ た た め、ランプ ( 駐 機 場 ) に 戻ろうと  したところ、 滑走路上 で 積 雪 の た め に 立 ち 往 生 する事態となった。

そこで午後 1 時ごろに滑走路 1 本を閉鎖 し 除雪 して 当 該 機 は 無事に ラ ンプ ( 駐 機 場 ) に戻ることができた。国土交通省新千歳空港事務所や日航によると、乗客 133 人 が搭乗 していた。

2、機 体 の 除 雪・ 防 氷 作 業

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駐機中に、高圧温水 と エチレン グリコール 等 の 不 凍 液 の 混 合 物 の 噴 射 による、機体に降り積もった雪の除去が行われるが、その混合比率は 気温 によって変えなければならず、また、除 氷  を目的 とする場合と、その後の 翼 な ど の 着 氷 防 止 を目的とする場合とでも 混 合 比 率 が 異 な る。

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凍結防止液を散布 しても離陸するまでに時間が長引けば液が雪で薄められてしまい、やがては翼の表面に氷が張る危険な状態になる。下図は縦軸に翼の揚力係数 ( C L、Lift coefficient ) と、横軸に抗力係数(Dd、Drag coefficient ) をあらわす、揚抗比曲線。

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3、防 氷 装 置 ( anti-icing system )  

飛行中,翼の前縁,エンジンの空気取り入れ口,プロペラの前縁,アンテナ,ピトー系統,操縦席風防などへの氷の付着を防止し,それらの機能を保つための装置。ジェット機の主翼前縁部やエンジンの空気取り入れ口等は,エンジンから抜き出したホットエアを流して着氷を防いでいる。

特に747-400,777では,初期の着氷状態を検知するための着氷検知器( Icing detector )が胴体前方部に取り付けられており,着氷が検知された時は自動的に防氷が行われる。またピトー管や操縦席風防等は電気的にヒーターを加熱させて着氷を防いでいる。

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