オーバー ・ブッキング、私の場合
下記の ブログ を読まれた し。
http://good-old-days.cocolog-nifty.com/blog/2016/10/post-0967.html
業界用語で 便に予約 しながら乗らない旅客を 「ノー ショウ、No Show 」 といい、予約済航空券を持たずに チェックイン ・ カウンター に飛び入りする客を 「ゴー ショウ、Go Show 」 という。
ちなみに航空会社では 「ノー ・ ショウ」 が出るのを 予想 し、曜日 や 時間帯 により 便の座席を やや多めに販売することが行われている。
なお運航乗務員が所定の場所に 出社 することを 「 ショウ アップ、Show Up 」 という。
4 月 9 日夜、ユナイテッド 航空は、シカゴ 発 ケンタッキー 州 ルイビル 行きの U A 3411 便に搭乗済みだった乗客 4 人に対 し、オーバー ・ ブッキング ( Over - booking 、過剰予約、座席の数以上に座席を販売 したこと ) を理由に降機を命 じたが、ルイビル 発の便に 必要な「 運航乗務員 」を運ぶ座席を確保するのが目的であった。
ユナイテッド 航空はこういう場合の解決方法として乗客に対 して、当日は シカゴ に 1 泊 して翌日午後 3 時発の便 に搭乗する乗客を募集 し、協力 した人に与える謝礼の額を最初は 400ドル( 4 万 4 千円 )、支払うと放送 したが誰も申 し出なかった。
そこで 8 00 ド ル( 8 万 8 千円 )、最終的には 1,000 ドル ( 11 万円 ) へと謝礼金を引き上げたが、日曜日のためか必要数 の 応募者が出なかった。
そこで ユナイテッド 航空は コンピュータ で無作為 に (? ) 4 人を選び強制的に降機させることに したが (?)、選ばれたのは コンピュータ 画面で 名前 を見ればすぐに分かる 4 人全員が 「ア ジ ア 系 の 乗 客 」 だった。
写真は 降 機 させられる アジア 系 の 女 性。
4 人の乗客の中の、6 9 歳 の ベトナム 系 男 性 医 師 の 1人が翌日の 診察 を理由 に 降 機 を拒 否 したため、シカゴ 警察の保安担当者によって飛行機から 引 きずり 降ろされ、その様子を撮影 した動 画が ソーシャルメディア に投稿 されて大論争に発展 した。
警察官が無理やり 席から立たせようと したとき、男性が顔をひ じ 掛 けにぶつけ出血 し、叫び声を上げた。あおむけに倒れた男性を引きずっていく警察官を、驚いた 他 の 乗客たちが携帯電話で撮 影 した。
被害に遭った ケンタッキー 州在住の デイビッド ・ ダ オ 医師 ( 6 9 ) の 弁護士 によると、ダ オ 医師は 前 歯 2 本を失ったほか、鼻 を 骨折 し、「 かなりの 」 脳 震 盪 ( のう しんとう ) を起こ した。ユナイテッド 航空を 訴 える方針だという。
https://www.youtube.com/watch?v=Fgd-__7tZBY
https://www.youtube.com/watch?v=SfNF5-SsUcE
乗客を搭乗させてから降機 させるのではなく、チェック ・ インの段階で 遅 く 来た乗客の 搭乗拒否 がなぜできなかったのか、それと D e a d H e a d ( デッド ・ ヘッド、死 んだ 頭、非番の乗務員を客 席 を利用 して移 動 ) の 際に、座席が無いのなら Jump Seat をなぜ利用 させなかったのか 疑問が残る対応であった。
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